そもそも３歳、５歳、７歳の子どもってどんな時期なの？～７歳児編～

７歳児は精神的に成長する時期！パパやママは心のケアを！

７歳児とは、７歳から、その年度中に８歳になる子どものことを指します。

小学校２年生の子どもに当たり、１日の中で、ほとんどを小学校で過ごすようになります。

７歳児は、幼稚園や保育園とはまた違った友達や先生との関わりの中で、社会性や自発性が発達する時期になります。

そのため、日によって心の状態が違ったり、子どもが、これまでになかったような悩みを抱えたりすることがあります。

パパ・ママは、子どものちょっとした変化を見逃さず、話を聞いてあげるなどして、心のケアをしてあげると良いですね。

７歳児の精神面では、自我の発達が著しくなります。

「学校の先生はいろんなことを教えてくれる人、パパ・ママは親だからしつけをする人」など、子どもは、無意識のうちに認識するようですよ。

また、自分や友達の存在についても理解し始める時期で、自分の自我と他の子の自我を比べて物事を判断するようになります。

特に女の子は、男の子よりも精神的な成長が早く、女の子同士の友達との繋がりが強くなりますね。

「この子と気が合う」、「一緒に遊んでいると楽しい」などの感情から、自ら友達を作っていくようになるのです。

また、学校には１つ下の１年生の子がいたり、３年生から上のお兄ちゃん・お姉ちゃんがいたりするため、上下関係も理解するようになります。

精神的には、子どもから大人へ一歩前進する時期なんですね。

７歳児の男の子は、１年間で平均約５．７ｃｍほど、女の子は平均約５．９ｃｍほど身長が伸びる傾向にあります。

また、体重は、男の子が１年間で平均約２．８ｋｇ、女の子が平均約２．５ｋｇほど増加する傾向にあります。

この時期の子どもは、３歳、５歳の子どもと比べると体重の増加が大きいですね！

男女共に、身長・体重に大きな差がない年齢です。

この頃以降になると、身体の成長はさほど大きくなく、緩やかに成長していきます。

個人差が激しい時期にもなるため、パパ・ママは、我が子の成長が遅いと思っても焦らなくても大丈夫ですよ！

７歳児は、体型が幼児から児童に成長する時期で、筋肉がしっかりしているため、引き締まった体つきをしている子が多いです。

運動全般も難なくこなせるようになり、友達と外で元気いっぱい遊ぶ子が多いですね。

ただし、お部屋遊びが多い子は筋肉の発達が遅れてしまうため、積極的に外遊びを取り入れた方が良いでしょう。

７歳児は、幼児期と比べると走るスピードが速くなり、激しい動きをするようにもなるため、それを支えるために、脚の筋肉や骨が発達するようになります。

７歳児は、脚の骨格も完成していく段階の時期のため、Ｘ脚やＯ脚にならないように注意しなければなりません。

また、土踏まずの形もこの頃にできあがるため、この頃は、足の成長を助けてくれるような靴選びが大切になりますよ！

小学校では、時間がきちんと決められた時間割に沿って勉強や生活が進められていくため、幼稚園・保育園の頃よりも規則正しい生活が身に付きます。

今まで出来なかったことも小学校で経験するようになり、できるようになったことは、お家でパパやママに見てもらおうとします。

そんなときは、「すごいね！こんなこともできるようになったんだね！」などと言って十分に褒めてあげましょう！

また、小学校には校則がありますし、友達と遊ぶゲームの中でもさまざまなルールがあります。

これらの約束事の大切さを理解し、それを破ることはいけないことだとも理解します。

さらには、友達と遊ぶときの時間や場所の約束なども、自分たちで話し合って決められるようになります。

このように、生活の中で決まっていることを守ったり、自分で決めたりすることができるようになるため、自宅でも子どもと話し合って、生活のルールを作ってみると良いですよ！