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七五三当日にパパやママが着る服装はどうしよう?~和装のメリット・デメリット編~

七五三は子どもの衣装を悩むところですが、それとともに、パパ・ママ自身が着る服装も意外と悩むところですよね!

子どもの衣装や段取りのことばかり考えてしまって、パパ・ママが自分の服装のことを七五三前日まですっかり忘れてしまっていた…なんて人もいるほどです。

七五三は、子どもが主役なのはもちろんのことですが、家族の一大イベントでもありますよね!

そのため、「子どもが主役なんだから、親の服装なんてなんでもいいんじゃない?」なんて思わずに、きちんと、TPOに相応しい服装を選ぶようにしましょう!

そんなパパやママの服装ですが、スーツやワンピースではなく、着物や羽織袴などの和装を着ることもあります。

ここでは、和装をするメリット・デメリットとその他注意点などもまとめていますので、参考にしてみてくださいね!

 

パパ・ママが和装をするメリットとは!?

<見栄えが良い!特別感がある!>

子ども、パパ、ママの3人が和装をすると、とっても見栄えが良くなります!

和装は、普段は着ない日本の伝統的な服装なので、全員着ることによって特別感も演出できますし、思い出にも残りますよね!

後から写真を見直すときにも、「やっぱり和装にして良かった!」と思えるのではないでしょうか。

 

<子どもが喜んでくれる!>

子どもが和装をした上で、パパやママが和装をすると、子どもが「パパ・ママと一緒ー!」などと喜んでくれることがあります。

特に女の子はママと、男の子はパパと、似たような着物や羽織袴を着ていると、お揃いの気分になってくれるのでしょうね!

 

<子どもに、「汚してはダメだ」と自然に教育できる>

和装は、洋装以上に汚したくない衣装ですよね。

親が子どもと同じ和装をしていれば、「こうやって歩こうね」というように、和装を着たときの仕草などを自然に教えることができます。

パパやママが和装をしておしとやかな仕草をするところを、何も言わなくても真似する子もいるほどですよ。

 

パパ・ママが和装をするのは大変なことが多い!?

<動きづらい>

和装は、見た目が華やかになるというメリットがありますが、その分動きにくいというデメリットも生じます。

子どもが急に「トイレ!」と言い出したりグズって泣きだしたりした場合、親は迅速に対応する必要がありますが、親が和装をしていると動きづらいため、一苦労します。

また、子どもがグズったときや、七五三の子の下に弟や妹がいる場合は、抱っこすることもありますが、抱っこもしづらいですね。

 

<疲れる>

和装は、長時間着ていると、着ているだけでも疲れてしまいます。

その上、子どもの世話などもしなければいけないとなると、さらに疲れが上乗せされてしまいますよ。

 

<準備に時間がかかる>

大人が着物や羽織袴を着る場合、着付けに30分ほどかかることがほとんどです。

子どもの準備もしなければならない上、自分の準備にも時間がかかってしまうのです。

着付けやヘアメイクを美容院に依頼して同時進行で進む場合や、おじいちゃんおばあちゃんが準備のときから一緒にいてくれる場合は、時間を上手に使うことができるかもしれませんが、そうでない場合は準備に相当な時間がかかることを想定しておいた方が良いですね。

 

パパ・ママが和装をするときの注意点は是非覚えておこう!

<子どもが洋装のときには和装はしない!>

子どもが洋装をするときに、パパやママが和装をすることは絶対にNGです!

確実に子どもよりもパパ・ママの方が目立ってしまいますからね。

子どもが和装のときのみ、着物や羽織袴は同格になって相応しいのです!

 

<子どもよりも目立たないようにする!>

七五三の主役は子どもです!

パパやママが和装をするときは、子どもの衣装よりも地味な色や柄を選ぶようにしましょう。

最近では、お揃いコーデが流行っているので、子どもと同じ色や柄の衣装を選びたいと思う若いママが多いですが、子どもが引き立つように、そこは我慢しましょう!

特にママが着物を着るときは、たくさん種類があって迷うかもしれませんが、色無地か、付け下げなどのシンプルな着物を着るようにしましょうね!

色は、子どもの衣装と相性の良い、子どもの衣装より薄い色を選ぶと良いですよ。

また、パパが羽織袴を着るときは、黒、白、グレーなどの品のある落ち着いた色合いのものを選ぶようにしましょう。

 

<パパとママの「格」を合わせる>

パパとママは、子どもを引き立たせるような衣装を選ぶことがもちろん大切ですが、夫婦の「格」を合わせることも大切になります。

和装には格式がありますのでその格を合わせ、子どもの衣装の色や柄も含め、全体的に見てバランスの良い色や柄にすると良いでしょう。