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正絹の着物は高いの?正絹の着物を着せるメリット・デメリットは?

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七五三の衣装は、着物や羽織袴、タキシードやドレスなど、たくさんの種類がありますよね!

もうすぐ七五三のお祝いを迎える子どもを持つパパ・ママは、早いうちからどんな衣装を着せようか迷っていることでしょう。

せっかくの子どもが主役の行事ですから、やっぱり素敵な衣装を着させてあげたいですよね!

しかし、大切なのは、子どもが着やすくて負担のかからない衣装選びをすることです。

着やすくて負担のかからない衣装の選び方の1つに、「素材」があります。

子どもが日常生活で着る洋服の中にもさまざまな素材があるように、七五三の衣装もさまざまな種類の素材で作られています。

この素材によって、子どもが着やすく感じて、グズることを防ぐことができたら良いですよね!

そんな着物の生地の中に、昔から愛されている「絹」があります。

絹の着物には、一体どんな魅力があるのでしょうか!?

 

正絹って何?どんな特徴があるの?

正絹とは、絹以外の他に何も混ざっていない生地のことを言います。

つまり、絹100%だということですね。「本絹(ほんけん)」や「純絹(じゅんけん)」とも呼ばれます。

絹は、蚕(かいこ)の繭(まゆ)から採取される動物性の天然繊維で、これを紡いで生地が作られます。

生地の中には、「レーヨン」という素材を使った「人絹(じんけん)」と呼ばれるものもありますが、この生地は、絹に似せて作った生地のため、絹ではありません。

19世紀末頃にレーヨンが製造されるようになり、性質が絹に似ているため、絹の代用品として使われるようになったことから「人絹」と呼ばれるようになりました。

この人絹と区別するために、本物の絹は「正絹」や「本絹」、「純絹」と呼ばれるようになったんですよ。

 

正絹は美しいという一言に尽きる!その他のメリットも知りたい!

<光沢があって高級感がある!>

正絹は、独特の光沢があり、非常に美しいです。

その光沢は非常に高級感があるため、ポリエステルとは一目瞭然です!

また、正絹は、染まりやすいという性質も持っているため、非常に美しい染物が出来上るのです!

 

<着心地が良い!>

本絹は、触り心地が滑らかで柔らかく、非常に軽いことが特徴的です!

その上、通気性も良いため、子どもが汗をかいてもべっとり肌に張り付きません。

そのため、幼い子どもが着ても、気持ち悪いと感じることは少ないようですよ。

 

<財産になる!>

正絹の着物は、保管方法さえしっかりとしていれば、非常に長い年月の間使用することができます。

おばあちゃんの正絹の着物を孫が着るということも珍しいことではありませんからね。

3歳の七五三のときには、お宮参りのときの祝い着を仕立て直したり、レンタルしたり、ポリエステルの着物を購入したりした方が良い場合もあります。

しかし、女の子の7歳の七五三のときには、正絹の本身(ほんみ)の着物を7歳用の四つ身に仕立てて着させてあげれば、その子が大人になっても着られますよ。

 

正絹のデメリットも知っておこう!

<値段が高い>

正絹の着物は、蚕の繭から採取している絹を使っており、人工的に作れるものではないため、やはり値段は高いです!

安いものでも20,000円以上するものが多く、新品で10,000円以下で購入できるケースはほとんどありません。

高いものだと10万円以上するものもあるほどですよ。

 

<デリケート>

正絹は、水に弱かったり、摩擦に弱かったりなど、非常にデリケートです。

正絹は、水に濡れると繊維が縮んで生地にシワができてしまいますし、擦ると毛羽立ってしまいます。

そのため、七五三当日に着させる場合、大人は、雨に濡れたらどうしようという心配や、幼い子供が着物を着て座り込んでしまって着物が地面に擦れてしまったらどうしようなどの心配が尽きないのです。

 

<虫に食われたり変色したりすることもある>

正絹の着物は、一度購入したら長く使用できることが特徴的です。

ただし、それは保管方法が上手だった場合のみです。

保管方法やお手入れが上手に出来ていないと、虫に食われたり、変色してしまう場合があります。

たんすの中に保管するときは除湿剤を入れたり定期的にクリーニングに出すなどして、長く使えるようにすると良いですよ。

 

正絹の着物を選ぶ人に多いケースは?

正絹の着物は、見た目や見栄の部分でのメリットが大きい分、金額や手間の面でのデメリットが大きいです。

正絹の着物を選ぶ人に多いケースは、

・家族や親戚に同性の子どもが多く、近年中に着させられる予定がある。

・パパ・ママ、おじいちゃんおばあちゃんの中に着物が好きな人がいる。

・一生に1、2回しか着させてあげられないのだったら、良い着物を着させてあげたい。

などが挙げられます。

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