七五三BIZ

七五三BIZ
着物レンタルや写真撮影の気になる費用を比較しよう

MENU

3歳の七五三の衣装は「和装」で可愛くしよう!

15

七五三は、子どもが満年齢もしくは数え年で3歳、5歳、7歳のときに、子どもの健康を願ってお祝いされる行事ですね。

お祝いする年齢が性別で異なることが特徴的な七五三ですが、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いされます。

つまり、子どもが3歳のときは、パパ・ママも初めての七五三を迎えることになりますね!

ここで悩むのが衣装です!

「衣装にはどんな種類があるの?」、「どこで準備すれば良いの?」など、分からないことだらけでしょう。

しかし、七五三の計画を立てるときは、早い段階でどんな衣装を着せるかを決めなければなりません。

そこで最初に思いつくのは「和装」だというパパ・ママも多いのでは?

ここでは、3歳のときに着させる和装について紹介していますので、参考にしてくださいね!

 

男の子・女の子共通!3歳のときにしか着られない和装とは?

<3歳のときに着る「祝い着」とは?>

3歳の子どもに着させる衣装には、着物があります。

地域によっては、男の子は3歳の七五三をお祝いしないところもありますが、3歳の七五三をお祝いする地域の子は、男の子も着物を着ることができますよ!

この着物を、「祝い着」とも呼びますね。

着物は、日本の古くから代々着られていた和服で、婚姻の儀や成人式、お正月などの日本のお祝い事で着られるということは有名ですよね。

もちろん七五三も日本のお祝いごとなので、着物が着られます。

 

<3歳の女の子が着る「三つ身」の着物とは?>

3歳の女の子の子どもは、身頃(みごろ)を身丈の3倍の布で作る「三つ身(みつみ)」という着物を着ることになります。

縫い目が脇にだけある着物で、着させやすいことが特徴的ですよ。

 

<3歳の男の子が着る着物はどんな種類がある?>

男の子に着物を着させる場合は、羽二重(はぶたえ)で、熨斗目模様(のしめもよう)が刺繍された、紋付二枚襲(もんつきにまいかさね)という着物を着ます。

羽二重とは、上質な絹糸で織った、ツヤがあって肌触りの良い絹織物のことを言います。

また、熨斗目模様とは、袖の下と帯の辺りに描かれる、横一文字に段になって模様が入ったことを指します。

この模様には、鷹や虎、兜(かぶと)などの男の子らしい模様が描かれています。

ただし、最近ではこのような着物を着なければならないという決まりはないため、さまざまな柄が描かれた着物も数多くありますよ。

 

着物を着させるときは、生後半年の頃に行うお宮参りのときに被せた、一つ身の「初着(うぶぎ)」があれば、それを仕立て直して着物にするのも良いですね!

 

<「兵児帯(へこおび)」とは?>

男の子も女の子も、着物を着たら、「兵児帯」という帯を結びます。

兵児帯は、浴衣のときに結ぶ柔らかくてくしゅくしゅした帯で、着物がはだけないために軽く結ぶんですよ。

 

<3歳のときにしか着せられない「被布(ひふ)」とは?>

兵児帯を結んだら、着物の上に「被布」という布を着させます。

被布とは、簡単に言うと袖のないベストのようなもので、これが5歳や7歳にはない衣装なんですよね!

3歳の子どもはまだ幼いため、大人と同じように帯を結ぶと、着付けをするときにグズったり、こどもが重く感じて辛くなったりします。

被布を着させれば、帯の代わりに着物をまとめることができますので、着付けが非常に楽ですし、子どもも苦しく感じることはありませんね!

被布を着た着物の衣装は、3歳のときにしか着られない和装ですし、3歳の可愛らしさがさらに際立つため、とってもおススメですよ!

 

被布を着ることはメリットが大きい!

被布は、上でも述べましたが、着付けをするのが楽だということと、着ている子どもも楽だということが大きなメリットなんです!

また、被布は着物を締め付けないため、足さばきが良くて子どもが歩きやすいですし、トイレもさせやすいのです。

そうすると、パパ・ママも楽になりますよね!

そして、なんと言っても3歳らしさが出て可愛いです!

 

他にも用意するものはある?

和装をさせる際は、着物や兵児帯、被布の他にも準備しなければならないものがあります。

 

<長襦袢(ながじゅばん)または肌襦袢(はだじゅばん)>

長襦袢、または肌襦袢とは、着物の下に着る下着で、着物に汚れがついたり、汗が染み込んだりするのを防ぐ役割があります。

 

<半衿(はんえり)・重ね衿(かさねえり)>

半衿や重ね衿は、首元からチラりと見える可愛らしい衿です。

半衿は、襦袢の襟に縫いつけ、重ね衿は着物の襟元に縫いつけます。

着物を重ね着しているように見せるためにつけますよ。

 

<足袋(たび)>

足袋は、足元に穿く靴下のようなものです。

3歳の子どもは、一般的な足袋が窮屈に感じることがあるので、ストレッチ素材の足袋や、靴下タイプの足袋を用意すると良いですよ!

 

<草履(ぞうり)・ぽっくり>

草履やぽっくりは、足袋の下に履く履きものです。

ぽっくりは木でできています。

3歳の子どもは、ぽっくりだと歩きづらく、痛がる可能性もありますので、草履の方が良いかもしれませんね!

 

レンタルの場合は、メインのものはセットになっていますが、下着や足袋は準備しておく必要があります。

もちろん購入の場合も、メインのものを含め全て購入する必要がありますね。

 

男の子は羽織袴もアリ!

3歳の男の子が七五三のお祝いをする場合、着物に被布を着た姿も子どもらしくて可愛いですが、カッコイイ羽織袴姿も素敵ですよ!

ただし、七五三はもともと、5歳の男の子は「袴着の儀(はかまぎのぎ)」という儀式を行い、5歳になってから生まれて初めて袴を穿くことになっているため、3歳では袴を着させないようになっている地域もありますので、確認してから被布姿にするか袴にするかを決めた方が良いですね。

3歳の男の子に袴を穿かせる場合は、「行灯袴(あんどんばかま)」という袴がおススメです!

行灯袴は、スカートのようになっていて、ズボンのように足の部分が2つに分かれていないため、子どもが歩きやすいですし、トイレもしやすいですよ!

3歳の男の子の袴姿は、5歳の子どもの袴姿よりもあどけなさがあってとっても可愛いものですよ!

 

3歳の子どもに和装をさせる場合は注意が必要!

3歳の子どもは、イヤイヤ期真っ只中の子どもも多く、洋装よりも動きにくい和装を着させた場合、グズったり泣きわめいたりしてしまう子もとっても多いです!

最初に和装を見させたときは、いつもと違う服装にテンションが上がるかもしれませんが、動きづらいことが分かったときには「脱ぎたいー!!」となってしまうんですね…。

グズったり泣いたりしてしまうと、せっかく着させた綺麗な和装が着崩れしてしまいますし、座り込んでしまうと汚れてしまう可能性も高いです。

そのため、もし和装をさせたい場合は、前撮りのみ和装にして七五三当日はスーツにする、または、数え年3歳だと実年齢は2歳なので、満年齢3歳で七五三をお祝いする、着物は重さが軽いものにするなど工夫すると良いですよ!

戻る